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住まいから見つめる、防災⑥「構造計算」

2020年12月21日(月)本日は冬至です☃

冬至は一年の間で昼が最も短く、夜が最も長くなる日です。

冬至には「ん」のつく食べ物を食べると運気がupするといわれています。

なんきん(かぼちゃ)、にんじんやれんこんなどお勧めです🥕

冬至かぼちゃを食べて、ゆず湯につかって温まりたいですね🛀🍋

さて、「住まいから見つめる、防災」第六弾は、

地震に強い家を建てるために必要な「3つの強さ」についてお話しします。

まだ記憶に新しい2016年、震度7を観測した熊本地震。

古い家だけでなく、築年数の浅い家でも倒壊、半壊が起きました。

特に多く見られたのは、2階の重みに耐えきれずに1階が壊れてしまった一戸建ての被害。

熊本地震で分かったのは、壁の量が少なかったり、

壁の配置バランスが悪い家は倒壊しやすいということです。

特に上の階の重さを支える1階部分は、壁の量と配置バランスが重要となります。

1、家の強度は「3つの強さ」を確認する

強い家にするためには、地震の揺れだけでなく、台風、人や家具の重量、

屋根に積もる雪の重さ、屋根材の重さなど、いろいろな力が加わっても倒れないかどうか、

「家の強度」を確認することが大切になります。

「家の強度」を確認するための3つの分野とは、

(1)「壁」(2)「部材」(3)「地盤・基礎」です。

(1)壁の強さ

耐力壁が足りなかったり、壁の量が十分でもバランスよく配置されていないと、

地震で倒壊する恐れがあります。

また壁が強くても、外れてしまっては意味がありません。

耐力壁は、柱などの他のパーツとしっかりと接合することで、

地震や台風などの水平方向の荷重に対して安全性を確保します。

※耐力壁…地震や台風などの横方向から受ける力に耐えるために必要な壁。

筋交いや構造用合板などの面材を貼って丈夫にしている。

■壁の量と配置バランスが悪い家

 

(2)部材の強さ

家の重さを支える重要な柱や梁の配置や、サイズを検討します。

家の重さや家具の重さなどに対して、梁が曲がったり、

柱が折れたりしないかを計算し、必要な場所に、必要な強さの部材が

配置できているかの確認が必要です。

(3)地盤・基礎の強さ

家全体を支えられるか地盤調査をします。

地盤が弱い時には地盤を補強する必要があります。

建物と地盤に合った基礎のカタチを決めます。

2、家の強度をはかる計算方法は3種類!

家の強度を計算する方法は「壁量計算」「性能表示計算」「構造計算(許容応力度計算)」の3種類あります。

どの計算方法を選ぶかが「地震に強い家」を建てる上で大切なポイントとなります。

(1)壁量計算

建築基準法で定められた、一般的な2階建て木造住宅で行う計算方法。

3つの分野のうち主に「壁の量」だけを調べる比較的簡易な計算方法です。

一般的に使われている計算方法ですが、安全性を判断するには検討項目が少ないとも言われています。
 

(2)性能表示の計算

質の良い住宅を安心して取得するためにできた法律「品確法」にある計算方法。

地震、風、大雪などを考慮したものさしである

「耐震等級」、「耐風等級」、「耐雪等級」で計算をします。

長期優良住宅では、耐震等級2を取得しなくてはいけないので、

長期優良住宅の普及とともにこの計算方法を利用する住宅が増えています。
 

(3)構造計算(許容応力度計算)

木造3階建て住宅や、規模の大きい建物で行われる計算方法。

建築基準法で定められた計算方法ですが、木造2階建て住宅には義務付けられていません。

「壁量計算」「性能表示計算」に比べて詳細に計算を行う、最も安全性の高い計算方法です。

依頼する住宅会社や設計士によって、家の強度をはかる時に使う計算方法が違います。

「構造計算」は、難しく手間も知識も必要なので、どの住宅会社でもできるものではありません。

実際に「構造計算」まで行っている住宅会社は非常に少ないのです。

補足説明:「壁量計算」「性能表示計算」など、これらの計算をすべて合わせて「構造計算」と呼ぶこともあります。

3、信頼性No.1の構造計算

地震に強く安心な家を建てるなら、義務化されていなくても

「構造計算」をして建てることをオススメします。

「テクノストラクチャーの家」は、全棟「構造計算」を行っています。

家は、一棟一棟、形や大きさ、重さ、建てる地域も違います。

一棟ごとの条件に合わせて家の強さを確認するのがテクノストラクチャーの「構造計算」です。

さらに「構造計算」以外に、家づくりでこだわってもらいたいのは「耐震等級3」の強さを確保すること。

耐震等級とは、1から3までの数字で地震に対する強さを表す指標です。

建築基準法を満たす最低ラインは耐震等級1相当ですが、

熊本地震では、耐震等級1の家だけでなく、耐震等級2でも被害が出ています。

一方、耐震等級3では、大きな損傷は見られず、大部分が無被害だったとの報告があります。

「構造計算」をしても、必ずその家が「耐震等級3」になるとは限りません。

地震に強い家を建てるためには、「構造計算」と

「耐震等級3」の両方にこだわることが肝要です。

「構造計算で科学的根拠をもった家づくり」

真の安心・安全を!