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住まいから見つめる、防災⑤「瓦屋根」

いよいよ雪がちらつき始めましたね

今季の冬、東北地方の気温や降雪量は平年並みということですが、

雪は山だけでいいなぁなんてつい思ってしまいます

さて、「住まいから見つめる、防災」第五弾は、瓦屋根についてです。

【今回のポイント】

●メリットの多い瓦屋根

●地震の際、屋根が重い方が家の揺れが大きくなる

●優秀な防災瓦

●重い素材の瓦屋根でも、しっかり構造計算をすれば耐震性は確保できる

●経済的な瓦屋根

1、瓦屋根のメリット

日本では瓦の屋根をよく見かけますが、

地域によって瓦の種類が違うのをご存じでしょうか?

石川県の能登半島では、光沢感のある黒い瓦屋根が見られます。

裏面にも釉薬(ゆうやく)をかけた瓦は、耐寒性に優れています。

沖縄では、素焼きの赤い瓦が印象的。

台風が多いため、瓦のまわりを漆喰で塗り固めて飛ばされないように工夫をしています。

瓦屋根は江戸時代に「防火対策」として推奨され、一般に普及しました。

「耐火性」「断熱性」のほか、「遮音性」にも優れているので、

雨音がそれほど気にならないというメリットも。

瓦は粘土を高温で焼いて作られており、

耐用年数が50年以上と「耐久性」に大変長けています。

2、瓦屋根と地震

多くのメリットを持つ瓦ですが、地震との相性はどうでしょうか。

「瓦屋根は地震に弱い…」と耳にしたことがあると思います。

瓦は焼き物ですので、どうしても重くなります。

大きな地震で瓦の落下や瓦屋根の家が倒壊している映像を見て、

「瓦は重いから地震に弱い」という印象を持たれた方も多いようです。

実際、同じ構造の家の場合、屋根が重い場合と軽い場合では、

重い屋根の方が建物の揺れが大きくなることが分かっています。

3、耐震性を考えると、軽い屋根の方がいいの?

最近は、屋根材としてスレートやガルバリウム鋼板などの軽い素材を使う家も増えています。

屋根が軽いほど地震の揺れを小さくできるため、地震には有利と言えそうです。

でもやっぱり日本の家には瓦がいい!と思う方も多いはず。

瓦を使うと屋根が重くはなりますが、

だからと言って一概に「瓦屋根は地震に弱い」ということではありません。

4、防災瓦

最近は洗練されたデザインや新素材の軽い瓦が登場しています。

瓦屋根の持つ耐久性や美しさ、重厚感などのメリットはそのままに、

軽量性、耐風性、防水性に優れているものもあります。

マルヨシ工業の標準仕様である、丸栄陶業株式会社の栄四郎瓦には

あらゆる防災面に優れた機能を持つ「防災瓦」があります。

〇防災瓦の特徴

●耐風・耐震・ズレ防止:瓦同士をがっちり固定できるようにジョイント部分に工夫を。

強風や地震の強い揺れでも瓦が飛ぶようなことはほぼなし。

耐漏水性:瓦の隙間に付いた3種構造の高い水返しが奥へと流れ込もうとする水の侵入を防止。

特許を取得している、上下の重なり部分に付いた水返し構造で、

下から吹き上がる水の侵入を防止。

5、瓦屋根の耐震・耐風対策

地震に弱いというイメージを持たれがちな瓦屋根。

しかし、現行のガイドライン工法で正しく施工された建築物であれば、

例え阪神淡路大震災や東日本大震災クラスの揺れでも、

瓦の脱落、ズレ、浮き上がりはなく安全であるというテスト結果が確認されています。

建築基準法では、それぞれの屋根の重さに応じて設計されているので、

重い屋根でも軽い屋根でも、耐震性は同程度であるといえます。

屋根が「重い」「軽い」にかかわらず、

屋根の重量を考慮した「構造計算」をしっかり行えば地震に強い家になります。

パナソニックビルダーズグループであるマルヨシ工業が採用しているテクノストラクチャー工法は、

異なるプランや地域条件をもとに、一棟一棟全てに「構造計算」をしています。

6、経済的な瓦屋根

瓦屋根は初期コストこそ高いものの、長期的にはとても経済的です!

というのも瓦はメンテナンス要らず。30年、40年と長期の使用にも耐えられます。

一方、ストレート系や金属系は製品にもよりますが、10年~15年で退色や錆が発生します。

塗り替えや葺き替えのコストは初期コストを超える可能性も。

長い目で見れば、瓦は決して高い屋根材ではないのです。

★マルヨシ工業が採用するテクノストラクチャー工法なら

安心・安全だけじゃない!

屋根も間取りもデザインも、自由を諦めなくていいのです